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お知らせ

2017-06-13
■ 新社名や商品・サービス名−決定前の商標調査の重要性−

社名「ドナイヤ」は商標調査で生き残った
(1) トリプルスリー男のグラブは市販品だった
 本年6月7日のSANSPO.COMのコラム「球界ここだけの話」に、2年連続してトリプルスリー(打率3割、本塁打30本、盗塁30個以上)を達成したヤクルトの山田選手の話が載っていました。
 愛用の「ドナイヤ」社製グラブは、プロ野球選手向けに販売しているものではなく、市販もされているそうです。 「いい話」の詳細は上記サイトでご覧ください。
 ところで、「ドナイヤ」って、どこの国のメーカーだと思いますか?
 というか、日本のどの地方の会社だと思いますか?
 「大阪」と思ったあなた、はい、正解です。
 会社は大阪府東大阪市にありますが、命名者は山田選手のヤクルトの大先輩で、同社の商品開発にも携わる、「ブンブン丸」こと、池山楽天一軍チーフコーチ(兵庫県尼崎市出身)です。
 社長は村田裕信さんという方です。
(2) 「残り物に福」の商標
 実はすんなり決まったわけではありませんでした。
 最初に考えたのは「ドリームエージェント」。
 しかし、当時この名称は、指定役務が野球のイベントに関するものとして、登録があったそうです。
 そこで他の名前を考えている最中に、池山さんの冗談とも本気ともつかない発言から候補になったのが「ドナイヤ」でした。
 村田さんは実は「ドナイヤ」は気に入らず、他に19の候補名を考え、合計20個の名前を弁理士に渡して、調査を依頼しました。
 ちなみに「ドナイヤ」はリストの20番目。
 しかし、他の19には拒絶理由があったとのことで、唯一生き残ったのが「ドナイヤ」だったのです。
(3) 「残り物」かどうかは調べなければわかりません
 もし村田さんが、登録商標についての意識が低く、一番のお気に入りの「ドリームエージェント」を、何の考えもなく採用していたらどうなったでしょうか。
 会社の始まりから商標権訴訟をかかえてしまい、営業に割く時間や労力が削られ、「ケチ」もついてしまい、今のような成功に至ったかどうかは分かりません。
 転ばぬ先の杖として、商標のことを考えていたからこそ、無意味な争訟も避けることができ、また、候補の末尾にあった「ドナイヤ」を採用することにもつながったのです。
 ちなみに、現在では野球関係で「ドリームエージェント」の商標は存在していませんが、もう村田さんは「ドナイヤ」から変更する気持ちはないでしょう。
 新会社立ちあげ、新商品・新サービスの提供に際し、「名前」を決めるときには、ぜひご相談ください。
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